2021年11月25日(木)に横浜武道館にてスポーツ大会を開催しました。
昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により参加園を縮小しての開催でした。今年度は緊急事態宣言が解除されたタイミングですが、昨年と同様に感染予防対策にご協力いただく形で開催となりました。参加園は、はるかぜ保育園6園と「北寺尾むつみ保育園」、そして今年初参加の「あゆみ保育園第2」の8園です。
昨年は規模を縮小して2法人7園での開催です。
緊急事態宣言解除後の3法人8園での開催。あゆみ保育園第2と北寺尾むつみ保育園が参加してくれました。
このスポーツ大会は、日ごろの努力の成果と他園との交流、そして成功体験をする場所でもあります。50m走から始まり400mの持久走・逆立ち歩き・ボール投げ・リレーと、私たち大人でもハードな種目が続く中、誰一人として途中で投げ出す園児はいませんでした。
はるかぜ保育園では、子どもたちの「やる気スイッチ」をオンにするため、発育過程の脳にアプローチする様々な環境を用意しています。
特にスポーツ大会は、小脳へのアプローチを目的にしています。
逆立ち歩き・かけっこなどは、運動神経を司る「小脳」を活性化させるといわれています。小脳とは、大脳から送られた運動の指令を細かく調節して全身へ送る働きをしています。小脳は6歳頃までに完成してしまうといわれ、その後の運動神経に影響すると考えられています。この時期に運動神経をつかさどる「小脳」へアプローチすることで「けがをしない体」や「なんにでも挑戦できる体力」を育みます。個人差はありますが、一人ひとりの成功体験が子どもたちの未来をつなぐと考えています。
十分にソーシャルディスタンスをとっての開催です。
8園それぞれののぼり旗を掲げてスポーツ大会スタートです。
マスク着用の上、拍手による応援にご協力いただきました。
「子どもは競争が大好き」勝っても負けても力になります。
50m走(4歳)
走ることは体づくりの基本です。
1歳のころから毎日コツコツと続けてきた成果が「けがをしない丈夫な体」となります。また、子ども達が大好きな競争を取り入れることで「もっと速くなりたい」という自発性と成功体験を養います。
今年も飛沫対策を兼ねてコース幅を広くして競い合います。
[ 50m走(4歳)予選の様子 ]
[ 50m走(4歳)決勝 ]男子1位:9秒67、女子1位:9秒69
50m走(5歳)
5歳児の50m走は迫力満点の勝負となりました。
タイムの早い順に選ばれた園児たちにより決勝が行われます。
[ 50m走(5歳)予選の様子 ]
[ 50m走(5歳)決勝 ]男子1位:9秒21、女子1位:9秒31
逆立ち歩き(5歳児&4歳有志)
逆立ち歩きは、「基礎筋力の強化」のほか、転んだ時にとっさに手を着くなどの「けがをしない体」を育てることが出来ます。
コースに設置された10m、20m、30m、40m、50mの目標に向かってチャレンジします。
長い距離を歩くことを目的とするのではなく、日々の練習で丈夫な体とあきらめない心を育て、成功体験をさせることを目的としています。
ボール投げ
投げるという動作は複雑で、片足立ちや上半身のひねりができないと上手く投げられません。投げる運動ができるようになると、体のバランスや手足を巧みに動かす「巧緻性」の発達にも良いとされています。
自分の名前を書いたボールを投げて飛距離を計測します。
10mのラインを超えると決勝へ進出です。
決勝は一人ずつ挑戦!
重心移動やひじの使い方も練習しました。
しなやかな体の動きも重要です!
拍手の応援の中、一球一球が放物線を描きます。!
運動神経は体を動かすことで生成されます。
記録は前回の18m90cmを大きく上回る20m70cmでした!
持久走
1周100mのトラックを4周(400m)走って順位を競います。
持久走予選 4歳
予選は園ごとに行います。
持久走予選 5歳
各園の上位2名が決勝へ進出です。
持久走決勝 4歳
持久走決勝 5歳
リレー予選
子どもは競争が大好きです。みんなで力を合わせてバトンをつなぐリレーは、選手も応援席も一つになる注目の競技です。勝っても負けても意味のある結果です。どちらも明日の活力にしてくれると思います。
リレー予選 4歳児
リレー予選は、4園ずつ2回に分けて行いました。
【予選一回目】旭・大岡・あゆみ第2・北寺尾むつみ
【予選二回目】港南・SUN・上大岡・屏風ヶ浦
リレー予選 5歳児
【予選一回目】旭・SUN・港南・北寺尾むつみ
【予選二回目】大岡・上大岡・屏風ヶ浦・あゆみ第2
リレー決勝 4歳児
リレー決勝 5歳児
港南はるかぜのみんな
SUNはるかぜのみんな
旭はるかぜのみんな
上大岡はるかぜのみんな
屏風ヶ浦はるかぜのみんな
大岡はるかぜのみんな