はるかぜ保育園では、全園合同の5歳児キャンプを毎年開催してます。今年は新型コロナウイルス感染対策のためキャンプを中止し、日帰りの金時山登山を2日に分けて3園づつ行いました。バスの3密をさけ、除菌、マスクの着用、検温を徹底したうえ保護者の方々のご理解を頂き開催することが出来ました。
5歳児キャンプは、子ども達が助け合いながらちょっと難しいことにチャレンジして成功体験を実感させるために始めた行事です。「どうすればできるか?」検討を重ねこのような形での開催となりました。
子ども達にとっては大変険しい登山道ですが、大人に頼ることなく登り切った子どもたちは少し誇らしく感じられました。一部ではありますが登山の様子をまとめましたのでご覧ください。
園からバスに乗って金時山へ向かいます。朝7時出発のバスの車内は元気な声で一杯です。
金時神社(公時神社)で安全祈願を行い、登山スタートです。
金時神社は、金太郎のモデルになった源頼光(みなもとのよりみつ)に仕えた四天王の一人である坂田公時(さかたのきんとき)が祭神として祀られている神社です。
山道をしばらく登ると巨大な岩が二つに割れた「金時宿り石」と呼ばれる大岩があります。金太郎とその母が暮らしたとされる言い伝えがあります。
金時山は標高1,212m、山頂までは約3kmの秀峰。約1時間30分程で山頂を目指します。
樹木の根や大きな石がゴロゴロあって、大人でも苦労するほどの山道。中腹には杉の木の根が地上に這い出しており気の利いた取っ手の役割を果たしています。
【登山の約束】
「自分のことは自分でする」「お友達同士で協力し合う」
「ふざけない」「山側を歩く」
「具合が悪くなったらすぐに伝える」
ようやく山頂に到着!
みんなで記念写真!「ハイポーズ!」
楽しみにしていたお弁当!おにぎりを頂きます。登頂した達成感ととびきり美味しいおにぎりを味わいました。
登山は上りよりも下りの方が体力を奪われます。慎重に時間をかけてゆっくり降りていきます。
天候に恵まれ、大きなけがもなく、それぞれの金時山の1日が終わります。みんなお疲れ様!